[2017/3/4]城東スキルアップコース(第10回)開催報告


別れと出会いの季節である初春に入った3月4日(土)、城東スキルアップコース(城東プロコン塾)の最終回(10回目)が行われました。今回の開催地は京葉プラザ区民館で、19名の受講生が参加して講義が行われました。
今回の内容は、「工場診断のポイント」、「スキルアップ修了後の中小企業診断士としての活動計画もしくは事業計画」及び「修了式」でした。

1.「工場診断のポイント」講義

今回の講義では、入山央会員を講師に迎え、「工場診断のポイント」についてワークショップ形式で学びました。

 

 

 

 

 

 

 

本講義では、①工場診断に取り組む目的、②工場診断の前提知識、③工場診断の視点の3つのワークショップが行われました。また、参加者は、年齢別に「ロートル&クリステル」、「ピョンちゃんとゆかいな仲間達」、「スーパーマリオブラザーズ」の3チームに分かれ、ワークショップに取り組み、発表を行いました。

発表においては、文章で説明するチーム、図で説明するチーム、切り口で整理するチームなどがありましたが、どのチームも論理的な思考で考え、整理されており、こんな発表方法もあるのかと、大変勉強になりました。

ワークショップが終わるたびに、豊富な現場経験をもつ講師の入山会員からアドバイスがありました。

  • 社長や工場関係者の目は厳しい。「この人ならやってくれる」と感じられる評価と信頼を積み重ね、声をかけられる工場診断士となる。
  • 常に当事者としての意識・関心を持ち、日々の情報収集を怠らない。
  • 全国、都内、区などの単位で、業種や規模の特徴が異なるので、地域特性を踏まえた知識・経験が必要である。
  • 診断士の基本的な考え方である経営診断を使いつつ、工場特有の工場診断を行う。
  • 工場診断では、網羅的な経営診断に加え、自身の得意な分野を有効活用する。
  • 知識に寄り過ぎず、現場を考える発想力が必要である。
  • 診断の際には、論点の整理、課題の抽出、仮説検証を必ず行う。
  • 診断内容を構造化し、根拠(事実)を抽出し、お客様にアクションプランを提示する。
  • 表面的な問題・課題だけに囚われず、1段2段先へとブレークダウンして具体化する。
 本講義は、ワークショップの実施からアドバイス、という流れで講義が進行していたためか、「当事者意識が薄い自分」や、「理論に頼りがちな自分」などの弱点が見えやすく、反省しつつも良い経験となりました。

2.スキルアップ修了後の中小企業診断市としての活動計画もしくは事業計画」

全受講生者が、スキルアップ修了後の中小企業診断士としての事業計画または活動計画を、A3用紙1枚で事前作成し、一人当たり5分間で発表を行いました。
退職までは企業内で診断士活動を行う方、数年以内に独立を目指す方、すでに独立していて今後の支援を前提に事業計画や創業計画を策定する方、他資格・趣味・ライフワークを生かした活動を目指す方、今後の経営理念やビジョンを掲げる方、活動スケジュールを公開する方、様々な発表でした。
どの発表者も、城東スキルアップの知識・経験を含む、今年の活動を踏まえた堂々とした発表であり、この1年間の成長を見ているかのような感じを受けました。

3.事務局からの、はなむけの言葉

今年度の事務局の一人一人から、受講生に向け、はなむけの言葉がありました。
この1年間、城東スキルアップの円滑な運営ができたのは事務局の皆さんのお陰です。ありがとうございました。

4.修了式

大高直美支部長より、本日出席した19人の受講生に対し、修了証の授与がありました。一人ずつ手渡しで、修了証が授与されました。
修了授与式を通じ、本当に今日で最後の講義だという実感がわきました。
私は城東スキルアップを通じ、実務従事、セミナー講師、執筆などを数回ずつ、さらには多くの方と知り合う機会をいただきました。このためか、修了式では、「ありがとう」と「さみしい」という2つの感情が沸き起こり、感慨無量でした。
(布能弘一会員)