[2017/10/28] 秋大会 企業内診断士交流会の開催報告


10月28日(土)、東京都診断士協会主催の秋大会がTKP市ヶ谷カンファレンスセンターにて行われ、その一環で「第8回企業内診断士交流会」が開催されました。企業内診断士の交流の場として始まった本交流会ですが、今年度は「企業内診断士だから出来ること!~多彩な企業内診断士が熱く語る 活躍の秘訣~」と題して行われました。

今回の交流会は、例年までのグループワーク形式とは異なり、様々な分野で活躍する企業内診断士の方々9名に活動の内容・秘訣などを発表してもらうシンポジウム形式で行われました。登壇者は、IT企業・メーカー・国家公務員・金融機関・マスコミ・エンタメ・広告等多岐にわたり、持ち時間7分の中でそれぞれの思いを語ってもらいました。実際に活躍している方の生の声を聞くことができる貴重な機会ということもあり、開場早々から来場者が集まり始め、開始時には140席のほとんどが埋まっている状況となりました。

発表の中では、自己紹介から診断士取得後にどのようにして経験を積んでいったか、診断士として心がけていること、現在の具体的な活動内容など様々なお話を伺うことができ、参加者は真剣に聞き入っていました。登壇者の方々はさすが各所で活躍なさっているだけあり、真剣な話の中にも時折ユーモア等も交えるなどとても引き込まれるプレゼンテーションを披露されていました。開場では時折笑いも起きるなど終始和やかな雰囲気で会が進んでいきました。

城東支部からは、福永真美会員が発表なさいました。ご自身のこれまでのキャリアや診断士資格を取得した経緯等についてお話いただくとともに、本業と診断士活動を両立している現在のワークスタイルについてもご紹介されました。中でも、ご自身の現在の診断士活動の1つである『「TOKYO働き方改革宣言企業」巡回専門家』に採用された経緯に関するお話が特に印象に残りました。プロコンであることが本来の応募要件であったにも関わらず、企業内診断士の立場のまま応募・採用となったとのことで、企業内診断士の可能性が大きく広がるエピソードと感じました。

9名の登壇者の発表が終わった後は質疑応答の時間が設けられました。事前に参加者から集めた質問に対し、登壇者の方々が回答しました。
兼業を認められているか、勤務先との関りをどのようにしているかという問いに対しては、本業への成果を出すことで社内における「診断士」の評価が向上し、診断士としてより活動しやすくなるという回答がありました。企業内診断士として活動するうえで意識しておくべき、とても重要な考え方であると感じました。

本交流会は、資格取得・登録が済んだもののこれからどのように活動していこうかと悩む診断士にとって、今後の活躍に繋がるヒントが随所に詰まった内容となりました。登壇した方々に共通していたのは、本業を疎かにしないことは当然のこと、本業との相乗効果をいかに産み出すかを意識されている点でした。「企業内」診断士であることを制約と捉えるのではなく、その立場を存分に活用することが現在の活躍の源泉になっていると感じました。

今回の交流会運営に当たっては、城東支部から高田直美会員と筆者が幹事として携わらせていただきました。例年を超える集客を目指し幹事内でアイデアを出し合った結果、シンポジウム形式での実施となりましたが、登壇者への依頼において、高田会員をはじめとする幹事の皆さんがこれまで培った人脈がいかんなく発揮されていました。結果として、第一線で活躍中の方々の登壇が実現し、会の成功に繋がったと思います。また、聞き手側にも多くの城東支部会員が参加されていました。交流会を通じて良い刺激を得るとともに新たな人脈形成も実現できたのではないかと思います。
(小林 準会員)