[2017/11/17・18] 江戸川区産業ときめきフェア参加報告


11月17日(金)、18日(土)の2日間、江戸川区のタワーホール船堀で「第19回産業ときめきフェア in EDOGAWA」が開催されました。城東支部も経営相談のブースを出展するということで、新米診断士として相談員のお手伝いと取材をしてきました。

産業ときめきフェアの目的は、製造業を中心とした企業様が、展示・実演などを通じて製品・技術力を紹介し、ビジネス情報の交流を通じて、企業様の活性化を図ることです。137の企業・団体様が「展示」、「実験・体験」、「講演」などに出展されておりました。出展製品は、木材、畳、などの伝統製品から、繊維・皮、金型、メッキ、金属加工品、ロケットに使用されるノズルやバルブなど実に多岐にわたっており、熱心に製品説明をされる企業様からは、モノづくりに対する情熱がありありと伝わってきました。

出展企業様へのヒアリング

参加当日は土曜日で、目を輝かせて楽しそうに体験ブースを回られている家族連れが多く、城東ブースへの相談は少ない状況でした。
そこで、出展企業様へのヒアリングと城東支部の紹介を試みました。出展企業様は「若手の採用が難しく、技能員の高齢化が進行している」、「高齢化の影響で同業や取引先の廃業が増加している」、「少量多品種生産のため多能工化を図りたいが、人が少なく訓練の余裕がない」など、技能・事業の承継や製造の効率化のお悩みが多い状況でした。一方で、「PROJECT SAKURA – プロジェクト桜」と題し、江戸川区内の企業様7社が各社の強みを活かし、オリンピック・パラリンピックを目指した、純国産アーチェリー弓具を開発する取り組みがありました。各社様の強みを合わせ、お客様のニーズを具現化する高付加価値製品を作り上げることで、強みが何倍にもなり得るプロジェクトを目にし、私も診断士としてこのような連携活動のお手伝いをしたいと強く感じました。

PROJECT SAKURA – プロジェクト桜
http://www.prj-sakura.com/

城東支部の相談ブース

(写真:2日目)

1日目相談員:小峰正義、三芳宗充、八木橋徹、屋代勝幸会員
2日目相談員:大口憲一、加藤晃秀、高氏秀機、黒田昌義(筆者)会員

城東支部ブースは、2Fの通路の突き当りで比較的目立つ場所にありました。私は、初めての相談員で緊張しておりましたが、勇気を出してブースの前に立ち止まられた方にお声かけをしました。先方は、ある企業の役員様で、「従業員の高齢化」、「若手の離職」、「HPの更新」などのお悩みがあり、一通り説明いたしましたが、ふと先方より「ところで診断士って何ができるのですか?」と問われました。中小企業診断士の認知度向上が必要であるとともに、自身として企業様のお役に立つために「なにをなすべきか」について、深く考えさせられるありがたいお言葉でした。
他の相談員の方は、販路開拓、BCP、資金調達などのご質問を受け、各種説明や相談窓口のご案内を差し上げました。

産業ときめきフェア in EDOGAWAに参加して

出展企業様の情熱を目の当たりにしリアルなお悩みを聞けたことで、その想いに応えるために、継続的な学習が必要であるのはもちろん、人間性にもさらに磨きをかけなくてはならないと気付いたことは大きな収穫でした。また、他団体様との連携や企業様同士の結びつけなどで強みの強化が可能なため、連携強化や協会・支部の知名度向上活動などの重要性を認識しました。
最後に、このような貴重な機会をいただけたことに感謝いたします。

(黒田 昌義会員)