[2018/1/13] 城東スキルアップコース(第8回)開催報告


1月13日(土)に京橋プラザで城東スキルアップコース(第8回)が開催されました。
大石副本部長の年頭挨拶から2018年の城東スキルアップが開始されました。

(1)課題図書内容に関する経営者向け提言

課題図書「マッキンゼー経営の本質 意思と仕組み」(マービン・バウワー著)を熟読したうえで、中小企業の経営者への説明を想定し、成果物をA3一枚にまとめた上で3分間の発表を行いました。今回は最後の課題図書ということもあり、これまでの発表で培った経験や他の受講生の良いところを吸収した集大成ともいえる課題発表となりました。ただ本の要約をするだけでなく解釈を加え、絵やフロー図や表で表現するなど、ポイントを伝えるための工夫が随所に見られました。また、受講当初に比べて、コメントにも積極的に手が挙がるようになり、質疑応答の中で新たな発見や資料作成のポイントなどが垣間見られました。

(2)図書館ビジネスセミナーミニリハーサル

1月と2月に葛飾区立図書館で開催されるビジネスセミナーのミニリハーサルが、セミナー担当により行われました。2時間で開催されるセミナーを一人7分というコンパクトな時間にまとめてセミナーの概要やポイントを発表しました。1月27日(土)に立石図書館でのセミナーを担当する鈴木康文会員は、地域の企業、住民が参加できるような、地域資源を活用する活動について、事例を交えながら解説するセミナーを開催します。1月28日(日)に中央図書館でのセミナーを担当する丸田良廣会員は、近年注目度が増している「健康経営」について、制度の説明から、健康経営にどのように第一歩目を踏み出すのかを、わかりやすく解説するセミナーを開催します。2月18日(日)に立石図書館でのセミナーを担当する海老沼優文会員は、お店に関わる数字はどのような仕組みでできているのかを、文房具屋さんの例を用いてわかりやすく説明しました。
発表後、質疑応答を行い、改善点や疑問点などの指摘が行われました。
セミナーの日も近づき、資料の準備や内容のブラッシュアップ、マイクホールドなどのプレゼンテーションの練習と忙しい毎日を送ることは、なかなか得られない貴重な体験です。セミナー担当者のみならず、受講生全体が熱気を帯びていくのを感じました。

(3)IT活用支援  森下真一 会員

今回、1つ目の講義は森下真一会員による「IT活用支援」でした。

1.広くて深い領域
今日、ITを使わずにビジネスを行うことは考えられない世の中になり、技術の範囲も広大でありながら、日々刻刻と進化していき広さも深さも増しています。
最初に、ITの活用は、業種別、業態別、部門別、課題別に異なっており、これらを踏まえたうえで、一番大事なことは「表面にでている要望や目的をその通りに実施しても効果がでない。その会社がITを使って本当は何をしたいか、を見出すこと」と、実例を交えながら解説されました。

2.SNS
診断士も企業も無料で簡単に使える、世の中に広くメッセージを発信できるツールであるSNS。近年発展著しく、重要度も高まっています。その背景には高速ネットワークなどのインフラ設備の進展があると解説されました。
Facebookを中心に、Instagram等のサービスについて実際の画面を見ながらどのような目的で使うのか、どのような機能があるのか紹介されました。
SNSの種類も様々で、それぞれに特徴があり、どのようなことがしたいのか、どのように使いたいのかが大事であると強調されました。

(4)IT活用支援  堀尾健人 会員

本日、2つ目の講義は、堀尾健人会員による「IoTによる新たなビジネスモデルの創出 ~つなぐ、ためる、創り出す~」でした。

1.IT利活用の変遷、IT利活用の現状
IoT、インダストリー4.0、M2Mなどのキーワードの解説とともに、ITの急速な技術革新によりデータの蓄積と活用の幅が拡大しており、今後はIoTやAIなどの更なる進化が産業構造に変化を促し、ビジネス環境は急激に変化していくが、日本は諸外国と比較して、ITの利活用が遅れている現状が紹介されました。

2.拡大するIoT市場
IoTとは、「モノのインターネット化」と表現されます。スマートフォンのみならず様々なデバイスに取り付けられたセンサーがインターネットに接続される数は日に日に拡大しており、2015年~2018年の3年間の間にIoT製品は約2倍まで急拡大しています。
この背景には、センサーの小型化と低価格化、デバイスの高速化と低価格化、クラウドサービスの急成長が挙げられ、業界を超えた協創により新たなサービスを提供し、事業を拡大するビッグチャンスであることが示されました。

(5)城東スキルアップコース(第8回)を受講しての所感

残り3回の開催となった城東スキルアップコース、課題図書も今回が最後の本となりました。課題図書やビジネスセミナーのミニリハーサルなどで前に出てのプレゼンやプレゼンに対するコメントなど、受講当初にくらべてスキルアップしているように実感しました。

(原 慎之介会員)