[2015/7/4]城東スキルアップセミナー2回目 開催報告


7月4日(土)、城東支部主催の平成27年度スキルアップコース(城東プロコン塾)が本格的にスタートしました。
スキルアップコースは、主に診断士の資格を取得し、将来診断士(プロコンサルタント)として
独立を考えられている方等を対象とした研修コースです。

主な特徴としては、城東支部内でプロコンとして活躍されている方々が講師を務め、
午前中の課題図書レビューと午後の経営診断(入門編)学習を通じて
診断士の基礎ノウハウを学ぶことができます。

また、企業診断、ビジネス相談員やセミナー講師といった実践の機会を得られることも特徴です。
尚、これらの活動を通じてポイントの取得も可能です。

今月は、午前中の課題図書は『コトラーの戦略的マーケティング』のまとめ、
午後の学習は「知的資産経営」とのテーマにて約20名の受講生が集まりました。

1.課題図書『コトラーの戦略的マーケティング』

午前の講義は、大石正明会員、河野悟会員が務められました。

同書は、コトラーの著名なマーケティングプロセスである”S-T-P”を核とした「マーケティング戦略」、
4Pを主体とした「マーケティング戦術」、全体マネジメントの「マーケティング管理」、
今日の電子マーケティングを予言した「変貌するマーケティング」の4部構成から成り立っており、
370ページにも及ぶ充実した書籍です。

事前にアナウンスされた宿題は、本課題図書の内容をA3用紙1枚にまとめ、
経営者に説明できる状態に仕上げるというものでした。
本書の膨大な情報量をA3用紙1枚にまとめ上げることも至難の業ではありますが、
さらに当日は、各自その内容を3分以内でプレゼンするというカリキュラムでした。

膨大な知識を明確に伝えるには、必然的にテーマを1つか2つかに絞られざるを得ないため、
いかに要点を絞り込んで分かりやすくプレゼンできるかということが求められました。
また、同一テーマを受講生全員がプレゼンし、発表内容、
発表方法についてお互いに意見を言い合うことで、自身の新たな気づきを得ることができました。

2.「知的資産経営」

午後の講義は宮崎博孝会員が務められました。

「知的資産」とは、無形の経営資源であり、貸借対照表に掲載されない資産という考え方であり、
例えば、権利化されていない技術、社内ノウハウ、ブランド、人材、人脈など、
競争優位を生み出せる源と表現できます。

その中で、会社の強みとその源泉を明らかにするワークショップを行いました。
各チームの中で代表者を選出し、代表者の企業インタビューを行った後に、
それを「人的資産(例:優秀な人材の存在)」「構造資産(例:高品質な設備、マニュアル等の存在)」
「関係資産(例:業務提携、人脈)」といった知的資産の観点からビジネスフローごとに棚卸しを行い、
強みの源泉にせまるトレーニングを実施しました。

限られた時間の中では、強みを抽出するSWOTフローや強みを数値化するKPI指標作成までは
進めることができませんでしたが、知的資産の棚卸しを通じて、
自社の振り返りや新しい視点での自社理解を得ることができました。

3.その他

城東支部内にて、以下2点のアナウンスがありました。
近藤尚樹会員より7月20日(月・祝)の東向島サマーフェースタへの応援要請(商店街イベント支援)がありました。
池田史子会員からは、城東支部ホームページについて記事連載の企画募集の案内がありました。

次回のスキルアップセミナーは、8月1日(土)に開催され、
午前の課題は池田史子会員による「セミナー企画」の作り方、
午後の講義は大高直美会員による「人事戦略」が予定されております。
(2015年城東スキルアップ受講生 横山和志)