[2018/03/10] 図書館ビジネスセミナー「生産性をアゲる!データ活用 働き方改革」実施報告


葛飾区ビジネスセミナーの5回目が、3月10日(土)、原慎之介会員を講師として開催されました。タイトルは「生産性をアゲる!データ活用 働き方改革~Excelでできる、超実践的仕事術~」で、MS-Excelをフルに使って仕事をしている原会員が仕事術のノウハウを公開しました。

(1)生産性をアゲる!データ活用 働き方改革

「働き方改革」を進めるには、事前にデータを活用して現状確認を行い、段取りをしっかり行うことで改善活動がスムーズに進むようなります。Excelを使うと、長時間残業や有給がなかなか取れない等の状況や問題点がデータとして簡単に把握できます。

会社の社長からの「働き方改革」に取り組みたいという指示がでたところから話が始まります。会社の新入社員の原会員がExcelの得意な阿部先輩に指導してもらいながら受講者の方と一緒に考えられる構成になっています。最初に「働き方改革」とは何かを考え、残業削減と有給休暇取得の推進に取り組みます。

まず「目的」を残業削減と有給休暇取得としました。次に「現状確認」として、Excel機能を活用して、残業時間や有給休暇所得日数等のデータを使い現状を整理します。「集計の軸」決め、「ピボットテーブル機能」「グラフ作成機能」などを使っていきました。グラフを作成する時には、最初に伝えたいことは何か「メッセージ」を決めることがコツです。グラフからわかった定量的な状況と、ヒアリングから分かった定性的な状況から、長時間残業が行なわれたり、有休休暇が取得しにくくなったりする原因を分析し、特定します。さらに労働生産性についても検討しました。最終的に社長への報告会では、分析結果と職場環境改善プロジェクトの発足を提案しました。終わりには、PDCAサイクルを回すことや、作業をはじめる前の段取りが大事であることが話されました。

(2)セミナーを受講しての所感

全体にスライドが対話形式で分かりやすく進行していきました。聴衆の理解のペースに合わせたスライドつくりになっているなと感心しました。参加者の方々は、「働き方を変えるにはExcelを使ってデータを活用することで課題が明らかになり、改善が進めやすくなる。」という印象をお土産として持ち帰ったことと思います。ただ、パソコンを講師が操作する場面は受講者は見ているだけとなり、Excel初心者はけむに巻かれてしまったかもしれません。

セミナー全体を通して感じたのは、聴衆の期待を超えられないとメッセージは持って帰ってもらえないということです。聴衆は、広報の概要やチラシから何らかの期待感を持って集待ってくれるのだと思います。報告者は、聴衆に期待以上と思わせ、「そうだったのか」といった納得感や「いいね」といった共感を持ってもらい、帰って家族や仲間に「良い話聞いたよ。」と話してもらえるように準備しないといけないなと思いました。

●図書館ビジネスセミナーの実施状況は城東支部YouTubeチャンネルで公開されて
います。こちらもご欄ください。
https://youtu.be/GPvqghIirQY

●平成29年度下半期 葛飾区立図書館ビジネスセミナーの予定
http://www.johtoh-smeca.jp/info/katsushika-libsupport_2018_pre/

(早川 剛 会員)