[2018/04/22] 図書館ビジネスセミナー「銀行とのつきあい方」改革」実施報告


葛飾区ビジネスセミナーの7回目が、4月22日(日)、寺田孝雄会員を講師として開催されました。メガバンクの支社長としての経験をフル活用した、実例豊富なビジネスセミナーでした。

(1)銀行とのつきあい方」改革 ~「担保・保証はいりません」と言われるための処方箋~

銀行と中小企業との関係のあるべき姿は、「銀行は担保・保証ありきではなく、目利きをしてうるさいことを言う」「中小企業は銀行を自身の鏡として使い、会社を強くする」ということだそうです。
現在多くの中小企業は大廃業時代が到来しており、事業承継を行うことが重要ですが、実際に事業を承継するため位には、経営者に掛けられた保証が大きなハードルになってきます。会社の「見える化」「磨き上げ」を行い、銀行の評価を上げ、保証や担保を外すことを目指していきます。


セミナー冒頭、中小企業と銀行の問題を提示する寺田会員

銀行からの評価を挙げる方法として、計画を使った磨き上げを提唱しました。「計画通りの数字を達成することよりも、目標に向かって動く道筋が大事」となります。数値での確認や、課題の整理・戦略立案においては、内容を盛り込み過ぎず、選択と集中を行って優先順位をつけることが重要とのことです。これら観点に加え、外部リソースの活用(専門家、外注、学校)や社員同士のコミュニケーション、人事評価を整備する等、様々な面からポイントを説明していました。
概要を説明したあとには、実例で一つ一つの具体的な内容の紹介を行い、受講者をどんどん引き込みながらセミナーは進んでいきました。


セミナーを終え、満面の笑みの寺田会員

(2)セミナーを受講しての所感

冒頭から「銀行に対し、どのようなイメージを持っていますか?」と受講者に問いかけて発言を求め、セミナー内容に引き込む工夫をしていました。
また、スライド1枚1枚の内容全てが現場での実経験を基にした内容であり、具体的な実例を交えながら説明されており、非常に説得力がありました。イメージしやすい身近な内容であり、私自身受講者として学ぶものがとても多かったです。
また、問いかけに対する回答であったり、自主ワークの発表であったり、回答内容によっては講師のコメントも難しくなる状況でも複数人を当てて受講者に発言を求めセミナーに巻き込む工夫をされていました。
会場の後方から眺めていると、寺田会員の説明毎に頭を動かしてうなずき、納得している受講者が多かったのがとても印象的です。事前の宣伝やチラシの内容に相違なく、受講者の期待を超える非常に素晴らしいビジネスセミナーでした。
セミナー開催の場をご提供いただきました葛飾区立図書館の皆様、受講者の皆様、城東スキルアップビジネスセミナー事務局の皆様に改めまして感謝申し上げます。この場での経験を今後の診断士活動に生かして参ります。

●図書館ビジネスセミナーの実施状況は城東支部YouTubeチャンネルで公開されています。こちらもご欄ください。
https://youtu.be/cvQM0A-T0BQ

●平成29年度下半期 葛飾区立図書館ビジネスセミナーについて
http://www.johtoh-smeca.jp/info/katsushika-libsupport_2018_pre/

(丸田良廣 会員)