[2017/01/15]「留学生と回る七福神巡りと街歩き」に参加して


留学生、地域の方々と回る七福神巡りと東向島の魅力探し

城東支部では、国際部と地域支援部が連携し、「町おこし、地域資源活用の観点から地域に外国人観光客を呼び込めるような観光名所、アピールすべき魅力を発掘する」というテーマで様々な企画を推進しています。

今回は、外国人留学生を招き、東向島在住の成蹊大学名誉教授にして、寺島・玉ノ井まちづくり協議会会長の高木新太郎氏、東向島商店街振興組合理事長の坂本武彦氏らと一緒に、「隅田川七福神と東向島商店街を回る」という新春にふさわしい企画が開催されました。

1月15日の日曜日、前日の天気予報では雪が降るかもということでしたが、寒さは厳しいものの、真っ青に晴れ渡り、街歩きには最適の天候となりました。中国人の留学生の方6名(女性2名、男性4名)、商店街の方、そして、我々診断士の総勢18名のツアーです。

13時に東武線伊勢崎線「鐘ヶ淵駅」を出発し、多聞寺(①毘沙門天)、向島百花園(②福禄寿)、白鬚神社(③寿老神)、長命寺(④弁財天)、弘福寺(⑤布袋)、三囲神社(⑥大黒天、⑦恵比寿)の七福神を約4時間かけて巡りました。

その間に、「玉ノ井カフェ」で一服したり、東向島商店街の「お煎餅や」さんで煎餅を試食、買い物したり、「和菓子や」さんを覗いたり、東向島駅前の「江戸野菜プランター」を見学したりと盛りだくさんのツアーでした。

(すみだ観光サイト)
http://visit-sumida.jp/event/13473/

(玉ノ井カフェ)
http://ameblo.jp/tamanoicafe/

(江戸野菜のプランター見学)

(江戸野菜のプランター見学)

(玉ノ井カフェで一服)

(玉ノ井カフェで一服)

 

高木教授の「全国に約30か所ある地名『玉ノ井』の由来、寺島地区玉ノ井の略歴」というウンチクや「寺島なす復活による町おこし~東向島に江戸野菜の農園を作る壮大な夢~」のお話、末林会員による「七福神の謎」「七福神メンバー集合の経緯」(七福神の中で日本の神様は1人だけ、インドの神様が3人、中国の神様3人の集合体という説、ご存知でしたか?)などなどの楽しい説明で、留学生の皆さんも熱心に聞き入っていました。

(高木教授の「寺島の歴史」)

(高木教授の「寺島の歴史」)

(末林会員の「七福神の謎」)

(末林会員の「七福神の謎」)

 

意見交換・交流会

街歩きの後、集会所にて、約1時間の意見交換・交流会を実施しました。

留学生の「七福神巡りの感想」は、「日本の伝統が守られている」「日本人の寛容さ、インド人も中国人も全て受け入れるところがすごい」という好意的なものもあれば、「七福神の具体的なイメージがわかないし、中国語での説明もなく、分かりにくく、魅力に乏しい」との厳しいものもありました。

日本といえば、漫画、アニメ、ゲームの印象が強いためか、「七福神のキャラクターを考案し、人形にして飾ったり、絵に描いたりしてイメージをハッキリさせたほうがよい」「撮影スポットや、英語・中国語の道案内も欲しい」との提案もありました。実際、留学生の皆さん全員が、各所に設置してある「七福神スタンプ」を7つとも集めていたことから、ゲーム感覚的な催しに特に興味があるようでした。

「東向島界隈・商店街の印象」については、「美味しいお団子や、珍しい海草入り煎餅」「玉ノ井カフェのレトロな雰囲気、神社、寺、木造民家の日本らしい街並み」は、好印象を与えたものの、「閉まっているお店が多く、また、それぞれのお店もばらばらで統一感がない。七福神との繋がりもなく、地域全体としての連携に乏しい」との忌憚のない意見もありました。

商店街としても、商標権の問題があったり、また、まさに今取り組んでいる最中の課題であったり、さらに、外国人観光客誘致について、今まであまり深く考えていなかった現実を再認識させられたり、と非常に有効な意見交換会となりました。

(真剣に意見交換)

(真剣に意見交換)

(参加者全員で記念撮影!)

(参加者全員で記念撮影!)

 

留学生、地域の方々、そして、診断士の交流という珍しい機会をもっともっと増やして、街おこしに活用していきたいと心から思えるツアーでした。(小川剛会員)