ビジネスリスク研究会

研究会の目的・テーマ

ビジネスリスク研究会は2007年から、中小企業の事業継続の支援を目的として、その時々に注目すべきビジネスリスクやBCP(事業継続計画)のあり方を研究しています。災害に対して脆弱な中小企業にとって、リスクの認識と対応は生き延びるための重要課題です。

これまでの主な研究テーマ

(1) 中小企業の内部統制

当研究会は当初はSOX研究会と称し、日本版SOX法(金融商品取引法)の施行に伴い中小企業の内部統制について研究を始めたのが最初です。内部統制の対象である会計リスクや業務誤り、内部不正、コンプライアンス違反などは、災害ではありませんが、事業の継続を脅かすビジネスリスクです。

(2) 新型インフルエンザパンデミックBCP

2008年から新型インフルエンザBCPの研究を始めました。このころは鳥インフルエンザが世界的に流行しており、これが変異してヒト・ヒト感染能力を持つ新型インフルエンザのパンデミックがおきることが強く懸念されていました。その翌年実際にメキシコと米国から始まる新型インフルエンザパンデミックが発生しました。この時の研究成果は、現在の新型コロナウィルス下での中小企業支援にも活かされています。

(3) 水害対応意思決定ワークショップ

災害対策の重要性は認識していても、大半の人は実際に災害にあったことはありません。そのため被災したらどういう行動や意思決定が必要なのかがイメージできないことがBCP策定に進めない一要因であると考え、水害の発生前から発生後数日間にわたり企業のたどるシナリオをもとに、経営者や従業員に机上で行動や意思決定を考えてもらうワークショッププログラムを開発しました。

(4) 台風接近タイムライン

フルスペックのBCP策定はハードルが高い中小企業や小規模事業者のために、直前対策だけを取り出したタイムライン型BCPを開発しました。台風や豪雨などの進行型災害では災害発生がある程度予測できるため、例えば台風直撃までの時間経過において、いつ・誰が・何をするかを整理しておき実行するためのものです。東京都が発行している家庭向けの「マイ・タイムライン」を参考に、中小企業向けのフォーマットを開発しました。

(5) 非常食の研究

大きく進化している災害用非常食の試食会を毎年行っています。今話題のY屋の牛丼缶詰も昨年発売直後にいただきました。非常食は言われなければ普通のご飯としか思えないレベルに来ています。水で60分戻したご飯でも十分美味しいです。Y屋の牛丼缶詰はひとつ810円です。缶詰なので当然冷めています。食べ慣れているあの味・あの価格とどうしても比べてしまい、これは評価は今ひとつでした。

■ 今後の予定

今年度の月例会は、ZOOMミーティングで各自が持ち回りで興味のあるテーマを深掘りして発表する形で運営しています。今後のテーマとしては、BCP作成事例、事業継続力強化計画、首都直下地震・南海トラフ地震の徹底研究、最新の災害用品研究、避難所運営などが予定されています。新型コロナウィルス下における中小企業支援も逐次情報交換しています。

連絡先など

創業や成長、経営改善などを支援するのと同じように、中小企業の事業の継続を支援することもこれからの診断士に課せられている使命です。ご興味のある方は、ご質問、見学希望などご遠慮なくお問い合わせください

代表者 阿部将美
absan3@@@gmail.com(@は1つに変換してください)
連絡先 長島孝善
nagashima@@@bizad.jp(@は1つに変換してください)
ホームページ
城東支部記事 ビジネスリスク研究会の記事 
認定NO 0005
認定日 平成28年2月20日