10月15日(土)、東京都診断士協会主催の秋大会がTKP市ヶ谷カンファレンスセンターにて行われ、その一環で「第7回企業内診断士交流会」が開催されました。企業内診断士の交流の場として始まり、今年度は「2020年 企業内診断士の野望」と題して行われました。
自分が勤務する会社のSWOT分析
来られた方から席に分かれて座り、6名で1グループを作りました。最初に各自で自分が勤務する会社のSWOT分析を行い、課題などを書き出しました。
まとめた用紙をもとにグループの中で自己紹介をし合いました。業界・業種が違う方々が集まっているため、お互いの話に興味深く聞き入っていました。
2020年までに成し遂げるべきテーマを達成する方法とは?
次に、2020年までに成し遂げるべきテーマが各々のグループに与えられ、それを達成する方法について議論しました。与えられたテーマによっては「難しい」との声も出る中、各自が意見を出し合って、まとめ上げていました。皆さん、楽しそうに賑やかに話し合っていました。
最後に、各グループの代表が1分半で結果をプレゼンテーションしました。理路整然とした提案から、有力スポーツ選手を獲得して自社戦力にするとか、話題の市場の空洞化対策など面白い提案もあり、たびたび笑いが起こっていました。
優勝したチームは「中小企業診断士の総理大臣を誕生させる」というテーマでした。
それに対し、今から診断士が総理大臣になるのは難しいから、総理大臣に中小企業診断士になってもらおう、という逆転の発想が披露されました。
忙しい総理大臣には睡眠学習を行う機器を頭に着けてもらうなどの提案で、最後には機器販売の収益で、銀座の(年季が入った)中小企業会館を立て直すと発表し、会場の爆笑を誘っていました。
城東支部からの参加メンバー
城東支部からは、若林豊会員、相川佳寛会員らが参加し、グループメンバーと楽しく議論をしていました。若林豊会員のグループは、「2020年、会社法を改正!すべての法人は中小企業診断士の雇用を義務とする」というテーマでした。
法人数に比べて診断士の数が圧倒的に足りないという状況に対して上手にまとめ上げ、第3位に入賞し「銅のスマホスタンド」を獲得しました。短い時間でしたが、仲間と親睦を深められたようです。
このようなご縁を大切に、今後も切磋琢磨しあい、支援先により良い提案ができるようにしたいと思います。(高田直美会員)