[2018/06/02] 城東スキルアップコース(第1回)開催報告


6月2日(土)、今年も城東スキルアップコース2018が開講されました。来年の3月までの10か月間で、中小企業診断士として必要な「知識」「スキル」「心構え」を身に付けようと、今期のメンバー23名が、京橋プラザ区民館洋室2号室に集結しました。
会場は初夏の陽気と、メンバー・事務局・講師陣合わせた総勢36名の体温と、初対面の緊張感、高まるモチベーションにより室内は少し蒸し熱く感じられました。今年17年目になる伝統ある城東スキルアップコースが、高田会員の司会により厳かにスタートを切りました。

(1)開講の挨拶

村上能力開発推進部長による開講の挨拶では「理論無くして実践なし、実践無くして理論なし」という城東スキルアップコースの理念について解説がありました。

(2)受講生へのアドバイス

大高支部長から、現在東京都診断士協会は収益化構造を進めており、そのためにもスキルアップ講座は非常に重要な位置づけになるとのことでした。
宮崎前支部長からは、いろいろなことを体験することが重要であり、東京ミッドタウン日比谷や吉兆を例にあげて、企業改善の糸口の見つけ方について説明がありました。
山下副支部長からは、行うことは変わっても定石は陳腐化しない、その定石を身に付けるため、今回のスキルアップコースを活用してほしいという激励の言葉がありました。

(3)若手の独立診断士の活動

今度は若手診断士として澁谷会員から独立診断士の活動についてのミニセミナーをでした。
診断士はキャッシュフローを考えておかなければならないことや、サービスメニューを整備しておかなければならないこと、値決めの話、源泉徴収の話、また集客はサービスを受けたい人が集まるところに顔を出すことなど、独立診断士としてやっていくための重要なポイントについて解説がありました。
澁谷会員は診断士資格を取得してから7年目で、独立したのは今年の4月15日とのことです。その間の活動と実力の高め方について、年表をホワイトボードに書きながら、受験、合格、結婚、そして独立までの話を、収入や裏話も含めながら面白く懇切丁寧に説明してくださりました。将来の独立を志す企業内診断士にとっては、非常に役立つものであったと思います。

(4)中小企業診断士の役割と診断の原理原則

大石新支部長より、中小企業診断士の役割と診断の原理原則について説明がありました。
一つは磁石つまり原理原則、理念・ビジョンのことであり、これがないと従業員の定着も進まず、お客さんも集まらないということです。また、大企業と中小企業の違いとして、一番の違いは中小企業の社長はやめないということです。やめない、やめられないという逃げ道のない立場の中小企業の経営者をバックアップできるようになりたいと感じました。

(5)本コースの運営について

木内事務局長から、本コースの運営について解説があり、
8冊の課題図書を通しての基本学習と、7月以降に2,3社で企業診断が予定され、図書館セミナーでの講演機会も設けられるということです。

(6)受講生自己紹介

今回のスキルアップの参加者は、年齢層もかなり広く一番若い人は平成元年生まれで29歳です。今回の参加者は企業内診断士が多く、スキルアップを目指す向上心の高さが伺えます。

(7)グループワーク

最後に受講生全員で「ワールドカフェ」方式でのグループワークを実施しました。「ワールドカフェ」とは、①最初グループメンバーでテーマを話し合い、②次にグループの中で一名だけそのまま残り、他のメンバーは別のグループに移動して新たなグループを作り、③新しいグループで新しいメンバーでテーマについて話し合い、④また散らばったメンバーが元のグループに戻り、⑤チームの意見をまとめるというやり方です。このやり方により、全体の意見を参考にしながらチームの意見をまとめられるという大きなメリットがあります。
テーマは「プロコンってどういう人」であり、「コンサルティングで食える人」という意見や、「診断と助言を両輪とした自転車」という例えがでていました。 短い時間でしたが、メンバー同士とても親しくなりました。

(8)懇親会

終了後、第一回の受講生から今回の受講生までが参加した城東スキルアップ総会が盛大に行われました。会場は有楽町の「YAKITORI STADIUM TOKYO」で、株式会社ひびき様からのご厚意により、翌6月3日がオープン初日にもかかわらず、厨房やフロアスタッフを集めてのピカピカの出来立てほやほやのお店での開催となりました。
全国のおいしい焼き鳥に舌鼓を打ちながら、年代関係なく交流が盛り上がっていました。

(9)初回のスキルアップコースを終えて

城東スキルアップコースはコストパフォーマンスが良いということを聞いておりましたが、今回はまさにそれを実感する内容でした。 次回日程7月7日(土)で、課題図書はドラッガーを課題図書とした講義と、宮崎前支部長による知的資産経営の講義が予定されています。

今回のメンバー23名で切磋琢磨しながら、助け合いながら、大きく成長していきたいと考えています。
皆様今後ともよろしくお願いします。

(半田武志会員)