[2018/10/06] 城東スキルアップコース(第5回)開催報告


2018年10月6日、城東スキルアップコース2018の5回目が、中央区佃公民館洋室3号室で、16名の受講生の参加により開催されました。

今回の内容は、(1)木内清人会員によるWord講座、(2)藤田千晴会員による「リスクマネジメント~経営を阻害するさまざまな要因とその対処方法~」の講義、(3)原慎之介会員による葛飾区図書館セミナー企画書のフィードバックでした。

 

  • Word講座

講義では、木内清人会員より、診断士の業務にすぐに役立つITスキルとしてwordの機能の説明がありました。複数のメンバーで一つの報告書を作成すると、書式がずれる、図表番号の振り直しなどの問題が発生するなど、本質的でない作業に時間と労力を費やした経験があるかと思います。これらに対して、wordの段落やスタイル機能を正しく理解し相互参照機能等を使いこなすことにより、報告書としての体裁を効率的に整える方法の説明と実務従事の報告書のテンプレートの紹介がありました。

受講生はデモファイルによる実習を行い、便利機能に納得するとともに、報告書のテンプレートは実務補習時に欲しかったとの感想がありました。

中身あっての成果物であり、検討する時間を生み出すためにも身近なwordのスキルを理解できて有用であり、またツール使いこなすことの有効性を認識できたと思います。

 

  • 講義:リスクマネジメント~経営を阻害するさまざまな要因とその対処方法~

藤田千晴会員より、診断士として理解しておくべきリスクマネジメントの概論について講義がありました。まず、リスクの定義として「思わぬ結果をもたらす可能性」でありマイナスだけでなくプラスやゼロの結果もあり管理できることであり、またリスク=ハザード×接触程度(ばく露量)の関係にあり、危険の潜在的な発生源であるハザードにどの程度ガードがかかっているかによりリスクが決まると強調されました。そして、①全体像として広義のリスクマネジメント(=危機管理)は、危機発生前の狭義のリスクマネジメントと発生後のクライシスマネジメントから構成されること、②狭義のリスクマネジメントでは、リスクアセスメントと対抗戦略を行うが、どこまで受容可能かがポイントになること、③危機発生後のクライシスマネジメントではコミュニケーションがポイントになることを、セクハラや社内不正、マスコミ対応等様々な事例を通して解説されました。

また、経営リスクの対抗戦略の一つであるBCPについて、定義や防災計画との違い、想定外の状況での判断を下さなければならない中でその基準を考え根拠となる必要な情報を整理しているがポイントになると解説されました。さらにBCPの策定は、業務の棚卸作業でもあり、今から取り組むことで経営改善効果が得られることを様々な事例を通して説明されました。

リスクマネジメントについて体系的に理解することができ、とても有用な講義であったと感じました。豊富な事例紹介で各段階でのポイントが腑に落ちた感じがあるとともに、診断士として顧客に向き合うかが重要であることを繰り返し強調されていたことに感銘を受けました。ピンチはチャンスでもあることを再認識し、企業経営の継続や発展に貢献できればと思います。

 

  • 葛飾区図書館セミナー企画書のフィードバック

前回の課題であった葛飾区図書館セミナー企画書について、事務局の原慎之介会員から受講者にフィードバックがありました。原会員により、総評として主催者(図書館)と参加者のニーズが何かをよく考え企画化することが重要との説明がありました。合わせて、7名の受講生が来年1月からの講師に選抜されました。講師の方々の準備が大変そうですが、今後のスキルアップコースの中でも盛り上げていきましょう。

 

  • 事務連絡

次回の城東スキルアップコース6回目は以下の予定です。

日時:2018年11月3日(土)9時30分から16時30分まで

場所:中央区京橋プラザ区民館 1号洋室

内容:動画セミナー 波多埜 宏幸 会員

課題図書3 バウワーの「マッキンゼー 経営の本質」

講義 創業支援~起業段階に応じた課題とその支援ポイント~

木内 清人 城東スキルアップ事務局長

 

  • 懇親会

初めて京橋プラザを離れて月島へ参戦ということで、「もんじゃ わらしべ二番街店」にて、大石城東支部長や木内清人会員にも参加いただき行われました。店員さんの手際の良い作り方や、もんじゃ通り賑わいやそれを囲むように立ち並ぶマンション群など様々な話題に、受講生同士の懇親や情報交換で大いに盛り上がり、スキルアップコースの後半に向けて一同気合を入れ直しました。

ご多忙のなか、足を運んでいただいた城東支部の関係者の皆様には感謝いたします。

 

 

(臼井 智 会員)