[2018/11/16・17] 江戸川区産業ときめきフェア参加報告


11月16日(金)、17日(土)の2日間、“現在(いま)を造る 未来を創る 江戸川のものづくり”というキャッチフレーズのもと、江戸川区のタワーホール船堀で「第20回産業ときめきフェア in EDOGAWA」が開催されました。

「産業ときめきフェア」は、江戸川区のものづくり企業の魅力を区内外に発信する目的で開催されており、企業様による展示・実演などを通じて製品・技術力を紹介し、企業間連携やビジネスチャンスの場とするとともに、ものづくり企業の魅力と活力を直接肌で感じる機会の提供として、次世代を担う子どもたちを対象としたものづくり体験コーナーなども設けられていました。

城東支部では地域支援部の活動の一環として毎年経営相談のブースを出展しています。
1日目は、道浦健治会員、小峰正義会員、原慎之介会員の3名、2日目は、二瓶正会員、八木晴信会員、横山由香会員の3名が相談員を担当しました。私は、中小企業診断士として初めての参加でした。

第20回目となる今年は、130の企業・団体様が「展示」、「実験・体験」、「講演」などに出展されていました。出展製品は、木材、畳、硝子などの伝統製品から、金型、メッキ、金属加工品、繊維・皮、ゴム、ロケットに使用されるノズルやバルブ、シール・印刷など実に多岐にわたっており、熱心に製品説明をされる企業様からは、ものづくりや製品に対する情熱が強く伝わってきました。

出展企業様へのヒアリング

私が担当した日は土曜日であり、体験ブースや製品を販売しているブースを楽しそうに回られている家族連れが多く、相談ブースに立ち寄られる方々は少ない状況でした。そこで、各会員が、ブース前を行き交う来場者に向けてチラシの配布や声がけ、出展企業様のブースを交代で回りチラシをお渡しするなどで、企業の方々に話しかけ、城東支部や中小企業診断士による経営相談の紹介を試みました。

出展企業様のブースでは、「創業時の主力製品だけでは厳しいため、徐々に多様化してきた」、「新たに作った製品の販売は、現在は自社事業所のみのため、今後はネット販売などを検討していきたい」、「自社にない製品やチャネルなどの情報を得る機会として、展示会出展を活用している」など、自社の強みや主力製品を活かした製品多様化、販路開拓、取引先開拓などの課題に取り組まれているお話を聞くことができました。

城東支部の相談ブース


(写真:2日目)

城東支部のブースは、2Fの奥で、東京都中小企業振興公社、東京都立産業技術研究センター、江戸川区中小企業相談室、東京信用保証協会、千葉県産業振興センター、江戸川よろず相談ネットワークと並んだ相談ブースの一角でした。こういった環境であったため他団体のご担当の方にご挨拶をしに行くことで、活動内容をお聞きする機会を持つことができました。各団体の特徴や所掌されている範囲の違いなども、実際にお話しを聞くことで理解が深まりました。

他団体の相談ブースで立ち止まりお話をされる方々が散見されましたので、後でお話をお聞きすると、融資の相談、税金の相談、販路開拓などのお問い合わせだったとのことでした。多様な相談先がある中で、城東支部の中小企業診断士に相談してみようと思っていただけるには、どうするとよいのか、何が必要か、考えさせられました。中小企業の経営者のお困りごとを聞き出し把握する力、私たちがお役に立つためにできることを伝える力、発信力の重要性を改めて認識しました。

相談ブースの前を通りかかった方にチラシをお渡しして声掛けをしたところ、社長がご高齢になり事業承継で苦労されている経営層の方のお悩みを聞くことができました。数年前に他団体にもご相談に行かれ、事業承継の準備を進められているとのことでした。「城東支部はどこにあるんですか?」と聞かれ、相談窓口の答え方に詰まりつつ、相談員として名刺をお渡しして「何かありましたらご相談ください」とお伝えいたしました。

産業ときめきフェア in EDOGAWAに参加して

出展企業様が創意工夫をしながらものづくりや事業展開に取り組まれている姿に直接接し、お話を聞けたことで、元気な中小企業を増やしていくお手伝いができるよう、ベースの知識はもちろんのこと、ヒアリング力(把握力)、伝える力・発信力に磨きをかけ、他団体様とのリレーションを強化していきたいと感じました。

産業フェアは、出展する多くの中小企業様の製品や事業活動に一度に触れられる貴重な場であり、これからも機会があれば継続的に参加していきたいと思います。

(横山由香会員)