[2018/12/01] 城東スキルアップコース(第7回)開催報告


2018年12月1日土曜日、城東スキルアップコース第7回が、中央区京橋プラザ区民館にて開催されました。第一部は、葛飾区図書館ビジネスセミナー講師として選抜された会員8名によるミニプレゼン(図書館セミナー2)、第二部は、田中正浩会員による、公的支援制度の活用~中小企業診断士が押さえておくべき補助金制度や専門家登録制度とは?~をテーマとする講義でした。

図書館セミナー2について(講師によるミニプレゼン)

8月の図書館セミナー1に引き続き、今回は、葛飾区立図書館(中央図書館・立石図書館)ビジネスセミナー講師として選抜された会員8名によるミニプレゼンが行われました。持続可能な開発目標(SDGs)やAI、シンギュラリティ、防災など、持っている専門性やバックグラウンドがそれぞれ違う中小企業診断士ならではのバラエティに富んだ内容で、時機にあったそれぞれに興味をそそられるテーマでした。
企画書に焦点をあてた図書館セミナー1が、セミナー主催者を対象として「書面」で、魅せる方法を学びました。今回のミニプレゼンは、単なる講義の短縮バージョンではなく、「口頭」とスクリーンでセミナー参加者の興味をひきつけるプレゼンテーションの手法の実践です。はじめの5分という短い時間で、参加者の興味をひきつけることが、セミナーの成否に大きくかかわってくるとのことです。
発表者ではない会員は、発表者がおこなったミニプレゼンに対し、セミナーがより参加者にとってわかりやすく、役立つ内容になるようにフィードバックを行いました。また、その場で、的確なコメントをするという診断士に求められるスキルの訓練としても有益でした。
セミナー経験者から直に、セミナーの企画・プレゼンテーションから実施までのプロセス全体を学べ、実践の機会もいただけるのは城東スキルアップコースならではと言えます。セミナー本番まで、こうしたフィードバック、リハーサルなど手厚いフォローが心強いです。

公的支援制度の活用~中小企業診断士が押さえておくべき補助金制度や専門家登録制度とは?~

田中正浩会員から公的支援制度の活用について講義がありました。診断士として独立した体験談を交えつつ、中小企業診断士業務、専門家登録制度、補助金制度についてお話を伺いました。独立を考えている受講生にとっては、公的支援制度の関わり合いのリアルを知ることのできる貴重な講義であったと思います。社内診断士にとっても、できる支援があるということを学べ、社内外での活躍の場を広げる一歩となりました。
補助金制度の概要については、中小企業診断士試験を通して、ある程度おさえていると思いますが、制度の概要を学んだだけではわからない、しかし、実際の業務の上では、おさえておかなければない重要な側面について、実体験を踏まえた惜しみないお話を聞くのはなかなか得難い機会だったと思われます。支援にあたっての契約、タイムマネジメント等、大変参考になりました。
また、補助金の原資が税金であるが故の留意点(補助金適正化法等)、中小企業診断士の専門家としての倫理を持つことは、支援にあたっての大前提ですが、実務と関連づけて理解を深めることができました。
また、補助金採択の加点項目との関係で、施策の目標との整合性、SWOT分析などのフレームワークをどう使うかという理論の実践への応用を、ワークや質疑応答の中で、具体的に学んでいくことができました。具体的な事例で、実際にどうストーリーを組み立て、申請書にどう落とし込んでいくか疑似体験することで、支援業務の実際を学ぶことができました。
中小企業診断士としての基本に立ち返り、中小企業の成長に真に役立つ、成果の出せる支援をしていこうという思いを強くしました。

懇親会

今年最後の城東スキルアップコースの忘年会ということで、いつもの場所よりちょっと豪華な雰囲気の銀座のサキ・ホール・ヒビヤ・バーにて、35種類もの日本酒を飲める飲み放題のコースを楽しみました。美酒で盃が進むごとに、懇親会ならではの、診断士業務をめぐる熱い議論や本音トークも深まりました。

次回の連絡(城東スキルアップ第8回目)

日時 2018年1月12日(土)9時30分~16時30分
場所 キラキラ会館(墨田区京島第2集会所)墨田区京島3-52-8
内容
  • 課題図書4
    バーバラミント
  • 講義1
    海外進出・国際化対応~中小企業が国際ビジネスに成功するための支援策~(末廣尚也会員)
  • 講義2
    訪日外国人(インバウンド)対応~訪日旅行市場の動向と中小企業支援のポイント~(井上朋子会員)

(青柳由多可会員)