[2019/03/09] 城東スキルアップコース(第10回)開催報告


2019年3月2日(土曜日)に本年度最後の城東スキルアップコースが八丁堀区民館にて開催されました。
この日は、講義、今後の活動計画の発表と修了式の3部構成でした。
講義は、「工場診断のポイント ~診断士がつまずくポイントを押さえましょう~」と題し、アイエムコンサルティングの入山央(いりやまひろし)先生にお話を頂きました。次に城東スキルアップ受講生が今後の活動計画について発表を行いました。修了式では、大石支部長による修了証の授与がありました。今回の講座の概要と城東スキルアップコースを経て得た成果について報告をします。

工場診断のポイント ~診断士がつまずくポイントを押さえましょう~

今回の講義は、「工場診断のポイント」について、ワークショップ形式で知識を深めていきました。受講生を年齢順に3つのグループに分けてワークを行いました。
まず、「工場診断のポイント①」として、「診断方針を決めるために、工場の抱える課題について仮説を整理する」と「社長(工場長)に対し、皆さんが実際におこなう質問を検討する」という2つの課題が提示されました。
グループ毎に話し合い、工場の抱える課題を抽出、整理して模造紙にまとめ、その内容を発表しました。

ワークショップの2つ目として、「そもそも、どんな工場を診断する可能性が高いのか」と「工場の課題として、どんなことを想定すべき?」について、検討し発表しました。
ワークシップ1,2とも、工場診断の経験はありませんが、想像力を全開にして、現実にありそうな工場の課題を出し合いました。
限られた情報のなか、診断先の課題を想像する事は必須となる技術です。ワークを通して各々の切り口が共有でき、今後の活動でも使える発見があったと感じました。

次のお題は「工場診断を行う視点を整理してください」というものでした。チームで、どの工場でも使える工場診断のフレームワークを整理し発表をしました。
最後に入山先生から診断士としての心構えについて教えて頂きました。「烏合ではなく、社長と真剣に向き合うこと」、「診断ごっこではなく、本気の診断をすること」、診断士の基本であり全てでもある助言でした。

スキルアップ終了後の活動計画

出席した研修生全員が、スキルアップ終了後に中小企業診断士としてどのように活動するか、活動計画を1人につき5分間で発表を行いました。企業内診断士を続けながら独立を目指す人、転職を希望している人、すでに独立している研修生の計画など、様々なプランを聞くことができました。
各々の発表を通して、診断士としての在り方、求められるスキル、今まで学んだ成果の棚卸しもでき、大いに参考となった発表でした。

最終回ともなると、研修生の作成した資料、発表内容ともに精練され、スキルアップで学んだ成果が確実に身についていました。ハードな1年間でしたが、知らず知らずのうちにスキルのレベルアップが図れるのが城東スキルアップの強みだと感じました。

 

修了式

大石支部長より、研修生1人ひとりに名前を読み上げて修了証が手渡されました。修了証授与の後、参加した事務局メンバーからはなむけの言葉をいただきました。各々が感慨深げに大石支部長、事務局メンバーの言葉を聞いていました。

スキルアップコースを修了して

城東スキルアップコースは、東京で開催されるマスターコースのなかで最安値でありながら、戦略、マーケティング、人事労務の理論の学修、豊富な実務従事での実践、課題図書を通した書くスキルの習得など、診断士に求められるスキルをバランスよく学べるコースとなっていました。1年が終わるころには、間違いなく一皮むけることが実感できと思います。間違いなく金額以上の価値がある内容でした。
私も本コースの参加を通して、理論の学修だけでなく、複数回にわたる実務従事、図書館セミナーへの講師登壇など、様々な機会を頂きました。何よりも、受講生の面々や事務局の方々、講師の先生など、多くの人脈を築くことができたのは貴重な財産になったと思っています。
この素晴らしい城東スキルアップに、来年度も多くの人が集まることを期待し結びと致します。

(栗原正幸 会員)