[2019/05/18] 新人向け城東ウエルカム研修(ベーシック)参加報告


城東支部能力開発推進部主催、城東スキルアップOB・OG会及び千葉商科大学瑞穂会中小企業診断士研究会協力の「新人向け城東ウエルカム研修(ベーシック)」セミナーが盛況のうちに開催されました。

本報告では、盛況に終わった城東ウェルカム研修当日の熱気を、臨場感を持ってお伝えするため、本研修の大きな特色である次の3つを中心にご報告したいと思います。

1.研修時間の密度の濃さ

2.講師陣の多彩さ

3.アフターフォローの充実

 

1.研修時間の密度の濃さ

3月に城東支部HP開催案内が掲載された段階では、まだ研修時間の密度の濃さは明らかになっていませんでしたが、4月のスプリングフォーラムに至り、次のプログラムが公表されました。

 

開催場所 京橋プラザ区民館1号室
開催時間 13:00~18:00(5時間)
講座内容 ①城東で活躍する診断士 その1

②診断士の基本スキル その1

③城東で活躍する診断士 その2

④診断士の基本スキル その2

⑤グループワーク

⑥最後に

 

無料の研修にも関わらず、開催時間が「13:00~18:00」(5時間)となっていることにご注目下さい。城東支部が新人育成にかける熱意が、開催時間の一行からもひしひしと伝わってきます。

 

2.講師陣の多彩さ

研修時間が5時間もあれば通常は中だるみしますので、それを防ぐ狙いで座学を前半と後半にわけて、その間にグループワークを挟む構成とすることが多いのは、皆さまもよくご存じの事と思います。

しかし、本研修はあえて座学をやりきった上でグループワークを実施する構成となっています。どうして、こんな構成が可能だったのでしょうか。

その一番の答えは、登壇した講師陣の多彩さによって、一つ一つの講座が連動していながらも全く違うカラーで彩られていたからです。

多彩な講師陣によって彩られた熱気に満ちた講義内容をプログラムに沿ってお伝えします。

 

①城東で活躍する診断士 その1

②診断士の基本スキル その1

③城東で活躍する診断士 その2

④診断士の基本スキル その2

⑤グループワーク

⑥最後に

 

①城東で活躍する診断士 その1

まず、「合理的な判断をするならば、独立はあり得ない」と言い切る、「独立診断士」の酒井勇貴会員の登壇です。

先輩独立診断士の独立までの道のりや、独立後の仕事ぶりについてお話しされるだろうという予想を完全に裏切り、参加者の頭の中を疑問符で埋め尽くして講義がスタートします。

それから講義が終わるまで、「聴き」かつ「考える」ためのキーワードが投げかけられ続け、参加者全員が脳に心地よい疲労感を覚え、大きな拍手とともに講義を締めくくられました。

 

次に企業内診断士の高田直美会員が登壇します。

高田会員は、フルタイムで企業に勤務しながら、子育てもPTA活動を含めてフルでこなし、地元の自治会活動や商店街支援を行い、さらに浜松や南伊豆方面まで幅広く中小企業診断士としての活動範囲を広げている、スーパーウーマンです。

そして様々な実績をあげつつも、報酬にこだわらず、すべてを仲間の功績と称える姿勢は、企業内診断士として理想的なあり方の一つと言っても過言ではありません。

 

②診断士の基本スキル その1

基本スキル講座は、加藤敦子会員のプレゼンテーションノウハウの講義からスタートです。

魅力的な声と見やすい資料、研修エージェントさんや参加者の皆さんへの細やかな気遣いを伺うにつけて、人気講師になるには知識の裏付けが必須であることを納得します。

さらに、「参考に」と謙虚な前置きの後に再現していただいた講演会模様は、ほんの数十秒でしたが、会場の参加者全員が惹きつけられてしまうのに十分な時間でした。

頭で納得できる知識に加えて、心を惹きつける活きたノウハウを惜しみなく見せてくださった加藤会員にも拍手が鳴りやみませんでした。

 

③城東で活躍する診断士 その2

さらにここから多彩な講師方が登場します。独立診断士の間では、「お金にならない」仕事であることが通説の商店街支援を「お金になる」仕事に育てあげた、池田智史会員。企業内診断士でありながら、副業としてどこまで稼げるかあくなき挑戦を続ける、平山弘之会員。

両会員ともにご自身のノウハウを赤裸々にお話しされたため、新人の参加者だけではなく、運営に参加されている方も熱心に聞き入る姿が見られました。

 

④診断士の基本スキル その2

基本スキル講座の2つ目は、広報部長も務める松井淳会員から、執筆のノウハウについて添削の実例も交えて、丁寧な解説をしていただきます。

診断士として、もちろん「書く」ことは「診る」こと「話す」ことと並んで重要ですし、形が残って自分の思いもよらない人の目に触れる可能性があるという点でも「書く」力はいくら磨いても磨き足りないと、参加者みな、心に期すところがありました。

 

 

⑤グループワーク

参加者の大部分が、まだ診断士活動を開始していない登録初年度の診断士であったことから、若干戸惑いも見られましたが、地域から求められる診断士像について、活発に意見を交わしました。

⑥最後に

今年度の城東スキルアップが満席になったことを木内清人会員からご紹介があったのち、東京都中小企業診断士協会の池田安弘副会長から、チェーンストアの専門家としての20年以上にわたる診断士活動と、過去から現在に至る診断士協会の歴史、今後の展望についてのお話をいただきました。

先輩診断士の方々のご苦労や熱い想いを伺い、中小企業診断士としてその伝統を引き継いで活動していくことに対する責任の重さに、改めて身が引き締まる思いを感じます。

 

 

3. アフターフォローの充実

5時間の研修を終えて、頭にいい汗をかいた後は、銀座に河岸を移しての懇親会です。

懇親会参加者全員が、それぞれ自己紹介をしたあと、スプリングフォーラム懇親会からの話を受けてランニングサークルの立ち上げが宣言されるなど、アフターフォローも大変充実し、今後の診断士活動への期待と楽しみが高まった1日となったことをご報告します。

 

(新貝匡輝 会員)