[2020/02/05]葛飾柴又神明会様 インバウンド対応支援実施報告


2019年度は、城東支部地域支援部と国際部の共同企画で、柴又帝釈天門前参道商店街の神明会様のご協力のもと、インバウンド対応支援(日本を訪れる外国人向けの対応支援)を実施いたしました。参加いただいた4店舗様へは、2019年の10月〜11月でインバウンド対応に関するヒアリングとご提案をいたしました。そして、2020年2月5日(水)に全体の最終報告会を実施いたしました。

 

城東支部を代表する観光名所 葛飾柴又

柴又帝釈天 

神明会様とは、2017年に「地域と商店街活性化企画」として同商店街の街歩きを開催させて頂きました。
その後2018年2月に、葛飾柴又の文化的景観は、都内初となる国の重要文化的景観に選定されました。
また、2019年12月には「男はつらいよ」の最新作が公開されるなど、葛飾柴又は国内外からより一層多くの観光客が訪れる城東地区随一の観光名所となっています。

 

インバウンド対応支援プロジェクトの勉強会

診断メンバー

インバウンド対応支援の開始前には事前学習として、インバウンド対応の知見がある城東支部の井上朋子会員の講義を受けました。訪日旅行市場の現状から訪日外国人の購買行動、インバウンド対応支援のポイントが理解でき、提案の際にとても参考となりました。

 

最終報告会の様子

最終報告会

最終報告会では、支援した中小企業診断士が各店舗への提案の要点を説明し、それに対して実際に外国人観光客が来店した時の活用状況や、その効果等についてフィードバックを頂きました。
特に、英語訳のメニューの作成、特定原材料表記のメニュー作成、指差しコミュニケーションシート作成が有用であったとの声を頂きました。

英語訳のメニューは、単に日本語のメニューを英訳するだけではなく、中小企業診断士としての知見を活かし、商品の内容が伝わりやすい英語説明としたり、商品を選びやすいように通し番号や写真を掲載するといった工夫が見られました。また、特定原材料表記については、多岐にわたるメニュー全てに対して原材料記載した一覧を作成し、各店舗が後で変更できるような形でお渡ししました。

参加各店からは、効果があったので商店会の他店舗にも紹介して広げていきたいとのコメントを頂きました。本取組の意義があったことを嬉しく思っています。

今回はインバウンド対応というテーマの支援でしたが、さらに、売上向上、コスト改善、人材不足解消、事業承継等の支援をして欲しいとの意見をいただいています。次年度以降も神明会様とのより一層の信頼関係を築いてゆきたいと思います。

柴又帝釈天門前参道商店街神明会石川会長を始め、ご参加いただきました4店舗様、ご協力いただき誠にありがとうございました。

(大原 善満 会員)