[2018/05/27] 図書館ビジネスセミナー「未来を予測し、小さな会社のビジネスチャンスを探る ~「人に関わる」力が、小さい会社の強みです~」実施報告


葛飾区ビジネスセミナーの最後を飾る8回目が、5月27日(日)、早川剛会員を講師として開催されました。

(1)未来を予測し、小さな会社のビジネスチャンスを探る~「人に関わる」力が、小さい会社の強みです~

今回のテーマは、今後世の中がどのように変わっていくのかを予測し、その予測した未来において中小企業が生き残っていくためにはどうしたらよいのかを考えていくものでした。

講演は二部構成となっており、まず前半は人工知能(AI)を中心とする新しい技術の広がりにより、世の中がどのように変わっていくかを考えました。知的単純作業はAIに置き換わっていくことが予測されるものの、AIは学習していない事はできないため、人にしかできない領域は必ず残るということです。特に、「人と関わる力」は人間のほうが優れており、この力を生かしていくことがポイントだという後半部分の話につながっていきます。
後半は、予測される未来において中小企業がビジネスチャンスをつかんでいく為には、「絞り込まれた小さな市場でオンリーワンをめざす」ことが必要だ、という話でスタートします。そしてその実現の為には、AIにはない強みである「人と関わる」力を発揮することが重要だということで、この力を発揮して成功に導いた3つの事例の紹介しながら、取り組みのポイントを伝えていく展開でした。

(2)セミナーを受講しての所感

参加者は、企業の幹部とみられる方から若い方、男性、女性と幅広く、このテーマに対する関心の高さがうかがえました。一見難しそうな経済用語がいくつかありましたが、講師はできる限り平易に説明し、参加者に興味を持ち続けてもらえるような工夫がなされていると感じました。そして、参加者の様子をみていると、熱心にメモを取る姿、講師の主張にうなづく姿、セミナー終了後熱心に質問する姿、が印象的でした。中小企業が生き残っていくために必要な取り組みポイントについて、ヒントを掴んで持ち帰られたことと思います。
さて、今回をもって、2017年度の葛飾区ビジネスセミナーは終了となりました。改めて、第1回目に講師を務めさせていただいた経験を振り返ってみますと、「図書館および参加者のニーズと自身の得意分野を踏まえたテーマ選定」、「企画書の作成方法」、「受け手に訴求するチラシの作成方法」、「予想される来場者層の経歴やニーズにマッチしたスライドの作成、および当日プレゼンの仕方」など、実に幅広い総合的なスキルが求められるということを再認識しました。このような機会を与えていただいたことに、改めて感謝申し上げますとともに、今回の経験を活かして更なるスキルアップに向けて自己研鑽を積み重ねて参る所存です。

●図書館ビジネスセミナーの実施状況は城東支部YouTubeチャンネルで公開されて
います。こちらもご欄ください。
https://youtu.be/8TY38JiGJNU

●平成29年度下半期 葛飾区立図書館ビジネスセミナー一覧
http://www.johtoh-smeca.jp/info/katsushika-libsupport_2018_pre/

(鈴木康文 会員)