[2019/06/08] 城東スキルアップコース(第1回)開催報告


[2019/06/08] 城東スキルアップコース(第1回)開催報告

6月8日(土)城東スキルアップコース2019が開講され、第1回としてオリエンテーションが行われました。
来年の3月までの10か月間でプロコンサルタントの基礎力を身につけるべく、意気揚々と集結した今期のメンバーは27名。当初の見込みを大きく上回る人数となり、会場となった明石町区民館3号室は満席。
今年18年目になる伝統ある城東スキルアップコースが、鈴木康文会員の司会により熱くスタートを切りました。

(1)開講のご挨拶

村上一幸能力開発推進部長による開講の挨拶では、例年にない多数の参加人数でのスタートになったことから、受講生の城東支部への熱い思いを感じ、各講師の意気込みも大いにあがっている旨お話がありました。
そして城東スキルアップコースを活用してプロコンサルタントとしてのスタートラインに立ち活躍することへの期待を述べ、本講座の理念についての解説をもって開講の挨拶とされました。

 

(2)受講生へのアドバイス

山下義副支部長、大高直美前支部長、宮崎博孝顧問より目的を明確にすることの重要性、および本講座で学んだ後に実践することの重要性について受講生へのアドバイスがありました。
最初に山下義副支部長から、「理論は経験がないと使いこなせない。使いこなすためには、場数を踏むことが必要であり、業種も多岐にわたり増やしてほしい」との実践に裏打ちされたアドバイスを頂きます。
続く宮崎博孝顧問は、常に大きな文字で書かれた名札を用意して、各種会合への参加の際に見えやすい場所につける、という非常に興味深い実践体験からお話しいただきました。個人的な経験に照らしても、各種会合では名札ケースが配られ名刺を入れるように促されますが、名刺を入れても相手から視認されることは少ないように思います。マーケティングにおいてターゲットに認知されることは初めの一歩、AIDMAの「A」Attentionです。診断士としては理論の実践として大切なことと思いました。
そう思って、受講者や講師・事務局の方々と交換した名刺を見返すとそれぞれに工夫されていて参考に取り入れたいものもありました。普段の名刺交換では得られない気づきがありました。
また企業内診断士は独立する前に会社員としての立場を活用して、自社の分析をすることもスキルアップに有効であるとのことでした。企業内にいれば外部のコンサルタントには入手できない様々な情報を使って分析が可能になり、それに基づき社内提案を行えば社外に出てからではできない貴重な経験になるとのことです。

大高直美前支部長は、柔らかな語り口ながら、城東スキルアップを通じた人脈の構築や個々人のレベルアップについて熱い期待を述べられました。

 

(3)スキルアップの受講体験

佐野雅啓会員より、昨年度のスキルアップコースの体験談がありました。
城東スキルアップを通じて生涯の仲間が得られた、という素晴らしい体験から、課題図書のレポートについては、はじめのうちは意気込みがあるので十分こなすことができるが、長期間モチベーション維持するのが難しいとの赤裸々な体験まで、余すところなく語られました。

 

(4)若手独立診断士の活動

髙久裕司会員より独立診断士としての実体験を踏まえてのプロコンサルタント活動に関する留意点の説明がありました。
まず、本当のクライアントのニーズは表面には現れないので、その前提でコンサルティングにのぞむことが必要、とコンサルティングに臨む心構えをお話しいただきます。
次に、独立後の成長プロセスについて、認知(PR活動)⇒品揃え(general&special)⇒品質(実践的ノウハウ、成功事例、ビジネスセンス)⇒関係性(気遣い、提案力)と経験を積みながらステップアップして来たご自身の経験を紹介頂きました。
その中で、最初のステップは公的支援が主となるが、そこで名前を売りながらスポットでプロジェクトに参画し、その後特定の企業と顧問契約を結ぶという手順で徐々に収益の高額化・安定化を目指してほしいと期待を述べられます。さらに、無償奉仕に慣れずプロを目指すべきであるという戒め。加えて、プロとは期待を超える成果をだす人であり、報酬を得ることで自らを高めていってほしいとのエールをいただきました。

 

(5)本コースの運営について

木内清人事務局長から、本コースの運営について解説がありました。
毎回の講義のタイムスケジュールが大きく午前と午後に分かれていること。
午前は主に座学です。内容は、課題図書を通しての経営の定石の習得や図書館セミナー講師の基礎、診断士活動のキャリアプラン、診断実務の共通の知識、実務での具体的なテーマへの対応方法など、多彩なカリキュラムを学ぶ時間と位置付けられている事の説明を受けます。
午後は診断士として習得しておくべき実践的な知識について学ぶとのことでした。
また、実践機会として企業診断と図書館セミナー講師について事務連絡がありました。

 

(6)講師・事務局自己紹介

本年度本コースをご担当いただく講師と事務局の皆さんから自己紹介がありました。

 

(7)受講生自己紹介

受講生からの自己紹介は当初各自2分の予定でしたが、人数が増えたため1分30秒での実施となりました。限られた時間でしたが、これもプレゼンテーションの練習と、趣向を凝らして企業内での経験やプライベートなどを語る受講生が多く、印象的でした。

 

(8)グループワーク

最後のメニューは、4〜5名の6チームに分かれてのグループワーク「ワールドカフェ」です。「ワールドカフェ」はアメリカで誕生した会議の手法で、カフェでくつろぐようにリラックスしながら行う会議のことです。
今回は”「プロコン」ってどういう人”をテーマに、各チームが意見をまとめ上げて発表しました。それぞれのチームでポストイットに各自が記入したメモを模造紙に貼りながら、グルーピングをするなどして意見をまとめていきます。
一定時間の経過後、チームリーダーだけが残り他のメンバーは別々のチームに移動して検討を続けます。前のチームでの知見も活用して再度検討して集約します。
最後にチームごとの発表です。それぞれ意見が出ましたが、私のチームは「プロコンとは自分がブランドになれるような、知見やスキルを持つ人」という発表となりました。

 

(9)懇親会

懇親会は受講生、講師、事務局、OBを交えての盛大な催しとなりました。会場は経営者ご自身が日本で最も診断士を活用していると語る株式会社ひびき様の有楽町「YAKITORI STADIUM TOKYO」です。途中参加も加わり賑やかに交流が行われました。二次会への流れもあり今後の人脈形成につながりそうでした。

 

(10)スキルアップ第1回オリエンテーションの感想

本スキルアップが目指す診断士像は「セミナー講師」というより「経営診断士」であるとの方針が示されました。カリキュラムの内容について実践的な内容を希望していましたが
「場数が必要」「サラリーマンをやめないで、むしろ企業内診断士の立場で活用して」というお話があり、本音の実践的な講義が期待できました。また、ワークショップを通じ若いみなさんの段取りや協力のスマートさに、企業人の中でも優秀な方々が集まっていることを改めて感じさせられました。
城東スキルアップコースは一年間同じ仲間で切磋琢磨しますので、単発のセミナーよりもより深く診断士同士の横のつながりを得られることになります。
独立診断士の方に聞いたところでは、横のつながりから仕事が来ることも多いそうですが、今年は27名と例年より多くの仲間とつながりを得られることになりますので、そういった意味でも楽しみです。

一年間全員が完走して基礎力をつけるとともに、充実したネットワーク作りにも取り組んでまいりましょう。

日時 2019年7月6日(土) 9:15-17:00
場所  京橋プラザ区民館 1号室

東京都中央区銀座1丁目25番3号

TEL:03-3561-5163

アクセス:都営浅草線宝町駅A1出口 有楽町線新富町駅2番出口

http://chuo7kuminkan.com/about/kyobashi-p.html

講義内容 9:15-10:45 課題図書

10:45-11:45 診断マニュアルと課題図書

12:45-16:45 知的資産経営 講師 細野祐一会員

 

(小泉謙治会員)